バイト先にマイナンバーを提出する理由と必要な手続き方法

バイト先にマイナンバーを提出する理由と必要な手続き方法

バイトを行い、お給料をもらっているのであれば、あなたは平成28年からはバイト先にマイナンバーを通知しなければなりません。

そこで今回はバイト先にマイナンバーを提出する理由と手続き方法についてご紹介します。

1.マイナンバーの利用目的(税分野)

バイト先があなたにマイナンバーを提出させる場合は、利用目的の通知義務がありますので、

これから述べることは書面でも説明を受けるはずですが、いったいどこにどのような目的で提出させるのでしょうか。

マイナンバーは税・社会保障・災害対策に利用されるのですが、バイト先への通知はこのうち税と社会保障に関係してきます。

まず、税分野では、あなたの所得と納税の情報をマイナンバーに結びつけることになります。

バイト先からは、毎年「給与所得の源泉徴収票」をもらっていることが多いでしょう。

バイト先はあなたのお住いの市区町村に、この源泉徴収票と同形式の「給与支払報告書」を提出しています。

平成29年1月に提出する平成28年分からは、マイナンバーを記載することになります。

なお、一定の給与額以上になると税務署にも源泉徴収票を提出しますが、アイトの人はまれです。

また、あなたがもらう源泉徴収票にはマイナンバーは表示されません。

2.マイナンバーの利用目的(社会保障分野)

社会保障分野では、社会保険・雇用保険の加入状況や、年金保険料・健康保険料の支払い状況などをマイナンバーに結びつけることになります。

職場の健康保険や厚生年金に関しては、平成29年から年金事務所等にマイナンバーを記載して書類を提出します。

一方、雇用保険に関しては、例えばあなたが平成28年にバイトを始めたりやめたりすれば、

バイト先が雇用保険の加入や脱退の届にマイナンバーを記載してハローワークに提出することになります(週20時間以上で勤務期間1か月以上という、雇用保険の加入要件を満たしている場合です)。

主にこの雇用保険の手続きにおいて、すぐにマイナンバーの提出を求められることが想定されます。

3.マイナンバーを提出する手続き方法

マイナンバーの提出手続きですが、バイト先はバイトにマイナンバーを提出させるだけでなく、

お店や金融機関・公共機関でやっているような本人確認を行う義務が求められています。

これは他人の成りすましを防止するためです。

あなたがもし顔写真つきマイナンバーカードを作成していれば、この表面・裏面の写しを提出すれば足ります。

このマイナンバーカードは身分証明書を兼ねているためです。

また、これを作成されていない場合は、平成27年10月以降に郵送されたマイナンバーの通知カードの写しの提出と、

運転免許証や保険証など身分証の提示(もしくは写しの提出)が必要になります。

通知カードには身分証の機能はないためです。

ただし内閣府では、従業員の身元確認については知覚による確認でもよいとしておりますので、

運転免許証や保険証などは不要とするバイト先も中には出てくるでしょう。

4.あなたがマイナンバーを提出しなかったら・・・

バイト先にマイナンバーを提出したくないという方もいらっしゃるでしょう。

その場合どうなるでしょうか。

バイト先にはマイナンバー提出の義務はあるとしておりますが、仮にバイト先がハローワークなどにマイナンバー未記載で書類を提出したとしても、

書類は受理されるとしております。

またそのことによる罰則もありません。

ただし、バイト先がバイトに提出を求めたという経緯は記録しないといけませんので、

提出拒否に関する念書を書かそうとするバイト先は中にはあるでしょう。

なお、バイト先がマイナンバーを収集したとしても、あなたの国民年金の支払い状況や所得を

調べるようなことはできないようになっておりますのでご安心ください。

問題になるのはどちらかと言えばマイナンバーが漏洩しないようにきちんと管理しているかのほうです。

いかがでしたか。

以上、マイナンバーの提出や利用目的に関して解説しましたが、重要な個人情報(特定個人情報という言い方もされます)を管理するために

不安を煽るような憶測も飛び交っております。

アメリカで成りすましの被害や、日本でも詐欺被害が起きてるので不安になるのはわかりますが、関心を持って正確な情報を得るよう心がけてください。

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