バイトでも社会保険に加入出来る!条件とメリットとは!

バイトでも社会保険に加入出来る!条件とメリットとは!

バイトだと勤務先の社会保険には加入しないというイメージを持たれている方は多いかもしれません。

しかし、これは誤りです。

今回はバイトでも社会保険に入れることをご紹介します。

1.社会保険の加入要件

まず社会保険は、狭い意味では健康保険と厚生年金保険を指します。

広い意味では、労災保険と雇用保険から成る労働保険がこれに加わります。

労災保険は、概ね個人事業主や代表者の親族を除ければ全員加入です。

雇用保険の加入要件は、下記の通りです。

・1週間の所定労働時間が20時間以上

・31日以上雇用される見込みである

一方で、狭義での社会保険の加入要件は、下記の通りです。

・1日または1週間の労働時間が正社員の概ね3/4以上

・1か月の労働日数が正社員の概ね3/4以上

・2か月以上雇用される見込みがある

上記の社会保険の加入要件を満たした場合は、あなたは国民健康保険・国民年金から切り替えて社会保険に加入します。

年収130万未満であれば、社会保険加入者の扶養に入ることもできます。

この年収は、通勤手当・失業保険・傷病手当金のような課税されない収入を含めます。

2.28年10月以降の社会保険の加入要件

アルバイトに関しては、雇用保険に比べ、社会保険の加入者は少なくなりますが、

平成28年10月以降は、501人以上の事業所に限り、下記のすべての要件を満たすアルバイトも加入することになります。

・1週間の所定労働時間が20時間以上

・月収88、000円以上(年収106万円以上)※通勤手当は含まない

・継続して1年以上雇用されることが見込まれる

社会保険の加入対象者を増やし、社会保障を手厚くする目的での要件改正ですが、

上記の要件を満たした場合、被扶養者になる要件(通勤手当等含めて年収130万円未満)を満たしていても

扶養になれなくなる点が大きな注意点です。

3.国民健康保険・国民年金と社会保険の保険料の違い

まず年金に関してですが、国民年金は年度により毎月定額の保険料を納めます。

平成28年度は月16、260円となります。

バイト先の厚生年金に加入した場合は、給料に応じた額の保険料が天引きされます。

月収18万円ぐらいまでなら国民年金より負担は低いぐらいです。

健康保険に関しては、国民健康保険の場合は所得とあなたの世帯に応じた形で保険料が決まります。

バイト先の年末調整もしくはあなたの行う確定申告により決まってくるということですので、

アルバイト以外で収入を得ている場合は注意が必要です。

バイト先の健康保険に加入した場合は厚生年金と似たような形で天引きされますので、保険料はアルバイト以外の収入には左右されません。

4.(国民)健康保険の保険料に関する注意点

もしあなたがバイト先の健康保険に加入せず(国民健康保険に加入)、

株の売買や配当でプラスの収入を得ている場合は、証券会社等の口座は源泉徴収有の特定口座にしておくことをオススメします。

この場合は、株の譲渡や配当の所得に関して申告不要制度が使え、国民健康保険計算上の所得に含めなくて良くなります。

また、健康保険と国民健康保険のどちらが負担額が低くなるかについては、

お住いの自治体や職場が加入している健康保険(協会けんぽか組合健保か、また組合ならどの組合か)によって計算の仕方が様々なので、

年金保険と違い一概には言えないところがあります。

5.社会保険加入メリット

年金に関しては老後になると、国民年金加入者には老齢基礎年金が、厚生年金に加入していればプラス老齢厚生年金がもらえますが、

後者は加入期間やその時の給与額によって変わります。

健康保険に関しては、国民健康保険ですと出産手当金や傷病手当金が支給されません。

社会保険の場合には、これらを含む各種手当金は要件を満たせば全て支給されます。

なお、あなたが親族の加入している社会保険の扶養になっている場合は、

その期間に対する老齢厚生年金(離婚した場合の年金分割は例外ですが、ここでは割愛します)や上記のような各種手当金はもらえません。

いかがでしたか。

バイトであっても社会保険に加入できる場合があり、そのメリットは国民健康保険や国民年金よりは大きいことがお分かりいただけたと思います。

また平成28年10月からこれまで加入していなくても加入できる場合があります。

ただ切り替わる場合の負担額の増減(特に扶養であった方が加入することになる場合)については気をつけてください。

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