留学生がバイトをする際に知っておきたい4つの制限や注意点

留学生がバイトをする際に知っておきたい4つの制限や注意点

日本での留学生活に慣れてきたら、今度は学費やお小遣いの足しにアルバイトをしたいと考える留学生も多いのではないでしょうか。

日常生活に困らないだけの語学力があれば、せっかくのチャンスを逃さない手はありません。

しかし、留学生の場合はすぐにアルバイトに就けるわけではありませんので注意が必要です。

所定の手続きをすることなく就労していたことが発覚すると、在留資格そのものを取り消されてしまう可能性があります。

留学生がアルバイトをする際に受ける制限・注意点についてご紹介します。

1.資格外活動許可が取得済みであること

「留学」という在留資格は日本で教育を受けることを目的として認可されているものなので、収入を得る活動は原則的に禁止されています。

だたし、学費などの諸経費を補う目的に限りアルバイトをすることが許可してもらえます。

アルバイトを希望する留学生がまず始めにすべきことは「資格外活動許可」の申請です。

管轄の入国管理局に申請すると2週間から1カ月で許可を取得することができます。

資格外活動許可を取得せずに就労していた場合は留学生と雇用主両方が法的処罰の対象になりますので必ず許可を取りましょう。

悪質と判断されると在留資格を失うことになりかねません。

留学先の大学によっては、学校内で留学生がアルバイトできるようなシステムがあります。

例えばTA(ティーチング・アシスタント)やSA(スチューデント・アシスタント)を募集していて大学内でアルバイトする場合、

資格外活動許可は必要がありません。

詳しくは大学に問い合わせてみてください。

2.資格外活動許可が適用される業種かどうかの確認

入国管理局から許可された資格外活動許可はどんな業種のアルバイトでも許可されるわけではありません。

原則的に学業の妨げにならないものに制限されています。

例えば、風俗業に関連した仕事は全てできません。

この中には、風俗店の呼び込みやチラシ配り、風俗店内の雑用全てが含まれ、パチンコ店や麻雀店、ゲームセンターのアルバイトも含まれます。

風俗業界・娯楽産業を除けばほとんど全てのアルバイトが許可されています。

労働条件も基本的には日本人学生と変わりがありません。

資格外活動許可を受けて風俗関連の仕事をした場合、厳罰に処される可能性が高いので注意してください。

3.留学生アルバイターの就労時間は制限があること

留学生アルバイターが日本人学生と違うところは、アルバイトできる時間に制限があるということです。

資格外労働許可を受けた留学生は1週間に28時間以内しか働けません。

これは正規生、交換留学生、研究生全て条件が同じです。

ただし、夏冬春の長期休暇中に限り1日8時間以内の労働が可能です。

この制限時間を超えてアルバイトをしていることが発覚すると処罰の対象になりますので、仕事のシフトを組む時は注意してください。

アルバイト先とも労働時間を確認し、協力をお願いすると良いでしょう。

4.労働契約書の内容を正確に理解していること

留学生もアルバイトを始める前に雇用主と労働契約書を締結する必要があります。

日本の労働基準法や最低賃金法などは外国人留学生にも適用されます。

したがって、日本人学生と同等の労働条件を明文化した契約書を交わしておかなければいけません。

しかし、悪質な雇用主は留学生の言語の壁を逆手に取って口頭で労働条件を伝えるのみで済ませてしまうことがあります。

これは後の就労トラブルに発展するので、アルバイトをする前には必ず労働契約書を取り交わさなくてはいけません。

そして、何より留学生本人が契約書の内容を理解した上で署名することが重要です。

日本語の契約書が十分理解できない場合は、理解可能な言語で作成してもらうよう雇用主に頼んでください。

きちんと法に則った手続きをしている雇用主なら対応してくれます。

労働条件を正確に理解しないまま働き始めるようなことは決してしてはいけません。

いかがでしたか。

留学生がアルバイトをする場合は資格外労働許可の申請が必要なので、早めに入国管理局に申請しておく必要があります。

許可が下りるまで1カ月程度かかってしまうので、アルバイトの面接を受ける前に準備しておくと良いでしょう。

無事に許可を受けることができたら、禁止されている業種以外で働けます。

1週間で働ける時間は28時間以内と制限があるので、勤務先と相談して無理のないシフトを組むように調整してください。

留学生活の良い思い出になるよう頑張ってください。

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